読者の皆様へ
20年近く前、主婦の友社で編集長をしていた頃、優秀な部下の編集者が主婦の友社ではじめて中谷さんの本を出しました。あの頃、若かった私も、会社に勤めていればそろそろ定年を考えなければいけない年齢となりました。
書店には、「人生100年時代」を迎え、定年後の第2の人生をいかに充実させるか、またいかに金銭面で苦労なく過ごせるか、という話題の本が多数出ています。そこで、中谷さんなら、人生の後半を充実させ、楽しく生きるためにどんなメッセージをいただけるのだろう、そのメッセージをみんなで共有してみたい、そんな趣旨でできた本です。どうぞ、心に余裕を持ち、生活を楽しむ大人の人生をつくる一助にしていただければ幸いです。
内容
残りの人生を充実するためのスタートは、50代半ばから準備をしよう。
定年も目前、子育てもほとんど終わり、自分だけの本当の時間が始まるのが、60歳前後。
人生の後半をより充実して楽しくする、大人の人生を送るために欠かせない「生き方」「メンタル」「金運」「出会い」「家庭」などについての128の珠玉のメッセージ。
【この本は、3人のために書きました。】
・退職前後の生き方を、探している人。
・好きなことが、見つからない人。
・将来が不安な人。
目次
まえがき ―疲れたグレーではなく、楽しそうなプラチナになろう。
第1章【生き方】/第2章【メンタル】/第3章【好きなこと】
第4章【話し方】/第5章【聞き方】/第6章【勉強】/第7章【マナー】
第8章【仕草】/第9章【見た目】/第10章【自立】
第11章【金運】/第12章【仕事】/第13章【家庭】
あとがき ―「勝ち」以外の、「価値」を見つけよう。
著者紹介
中谷 彰宏(なかたに あきひろ)
1959年大阪府生まれ、早稲田大学第一文学部演劇科卒業。
84年、博報堂に入社し、CMプランナーを務める。91年、独立、(株)中谷彰宏事務所を設立。「中谷塾」を主宰し、全国で、セミナー・ワークショップ活動を展開。2008年からは自社でも、「中谷塾」ブランドの書籍を刊行している。
公式サイト:http://www.an-web.com